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【試験開始】FLT3-ITD変異陰性の急性骨髄性白血病の一次治療を対象としたヴァンフリタの第3相試験開始 -第一三共-

[公開日] 2024.12.17[最終更新日] 2025.01.29

第一三共株式会社は12月11日、FLT3-ITD変異陰性の急性骨髄性白血病(AML)の一次治療を対象としたFLT3阻害剤ヴァンフリタ(一般名:キザルチニブ)の第3相臨床試験(QuANTUM-Wild)において、最初の患者への投与を開始したことを発表した。 FLT3は血球の成長に重要な役割を果たしているが、過剰発現することによりAMLの発症と増殖に寄与すると考えられている。FLT3遺伝子変異陽性のAMLに対しては、FLT3阻害剤による生存率の改善が示されており、既にヴァンフリタは日本において「FLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病」を対象に承認されている。 一方で、FLT3遺伝子変異陰性のAMLに対しては、現時点で承認されているFLT3阻害薬はない。しかしながら、FLT3の過剰発現は、FLT3遺伝子変異の有無にかかわらず、AMLの約90%に認められることが知られており、FLT3遺伝子変異陰性のAMLを対象とした開発を目的として今回の試験が開始された。 同試験は、FLT3-ITD変異陰性のAMLの一次治療として、ヴァンフリタと標準化学療法の併用(寛解導入期、地固め療法期)、および本剤の単剤療法(維持療法期)における有効性と安全性を、プラセボ投与群(寛解導入期、地固め療法期では標準化学療法との併用、維持療法期ではプラセボ単独での使用)と比較検証するグローバル第3相臨床試験である。日本を含むアジア、オーストラリア、欧州、北米および南米において約700名の患者を登録する予定だ。 なお、同試験の開始は、FLT3-ITD変異陰性のAMLの一次治療を対象に、ヴァンフリタと標準化学療法の併用療法およびその後のヴァンフリタ単独維持療法を評価した医師主導第2相臨床試験(QUIWI)の結果に基づくものである。 第一三共社はプレスリリースの中で、「当社は、FLT3-ITD変異陰性のAML治療に新たな選択肢を提供できるよう、本剤の開発を加速させてまいります」とコメントしている。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
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