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【発売】EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の進行非小細胞肺がんの適応でライブリバントが販売開始
[公開日] 2024.11.25[最終更新日] 2024.11.20
Johnson & Johnson(ヤンセンファーマ株式会社)は11月20日、EGFR遺伝子及びMET遺伝子を標的とする完全ヒト型二重特異性抗体「ライブリバント点滴静注350mg」(一般名:アミバンタマブ[遺伝子組換え])を発売したことを発表した。
ライブリバントは、今年9月24日に化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセドナトリウム)との併用療法について、「EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能又は効果として製造販売承認を取得し、11月20日に薬価収載に至った。
今回の承認は、国際共同第3相PAPILLON試験の結果に基づくものである。同試験において、化学療法歴のないEGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんに対して、ライブリバント+化学療法併用は化学療法単独と比較して病勢悪化又は死亡率のリスクを61%の減少させることが示された。
なお同剤は、日本においてEGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんを適応とした初めての治療薬であり、日本肺癌学会による肺癌診療ガイドライン2024では、EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の一次治療に対して、ライブリバントと化学療法の併用療法は強く推奨されている。
参照元:
ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース
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