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【治験結果】早期非小細胞肺がんに対するキイトルーダ+定位放射線治療、生存期間を延長せずに中止へ

[公開日] 2024.09.06[最終更新日] 2024.10.10

米メルク社は8月29日、手術不能または希望しなかった患者さんを含むI期またはII期(IIB N0,M0)の非小細胞肺がんに対する抗PD-1抗体キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)+定位放射線治療(SBRT)を評価する第3相KEYNOTE-867試験の中止を発表した。 同試験において、事前に規定された中間解析の結果、キイトルーダ+SBRTがSBRTのみと比較して、主要評価項目である無イベント生存期間および副次評価項目である全生存期間の改善が認められなかった。また、キイトルーダ+SBRTの併用により、重篤な有害事象の発生率が高かったことが報告されている。 詳しいデータの分析は現在進行中のようだ。 なお、今回のプレスリリースでは、手術および放射線療法後の高リスク局所進行皮膚扁平上皮がん(有棘細胞がん)患者さんの補助療法としてのキイトルーダ単剤療法を評価する第3相KEYNOTE-630試験を中止も併せて発表されている。 参照元:
米メルク社 ニュースリリース
ニュース 肺がん 低位放射線治療非小細胞肺がん

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