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【販売開始】骨髄異形成症候群に伴う貧血の治療薬レブロジルが発売

[公開日] 2024.05.21[最終更新日] 2024.10.03

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は5月20日、赤血球成熟促進薬「レブロジル(一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え))」の販売を開始したことを発表した。 レブロジルは、造血幹細胞から赤血球への分化過程の後期段階における分化を促進し、成熟した赤血球数の増加を誘導する新規作用機序を持つ赤血球成熟促進薬である。 同薬剤は、赤血球輸血依存でIPSS-Rによるリスク分類において低リスク(Very low、Low又はIntermediate)に分類されるMDS患者を対象とした国際共同第3相試験(COMMANDS試験)、海外第3相試験(MEDALIST試験)、および赤血球輸血非依存の低リスクMDS患者を対象とした国内第2相試験(ACE-536-MDS-003試験)の結果に基づき、2024年1月18日に「骨髄異形成症候群(MDS)に伴う貧血」を効能又は効果として製造販売承認を取得していた。 参照元:
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 プレスリリース
ニュース 骨髄異形成症候群(MDS) レブロジル

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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