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【治験結果】ホルモン受容体陽性/HER2低発現の化学療法未治療の乳がんに対するトラスツズマブ デルクステカン、無増悪生存期間を改善

[公開日] 2024.05.02[最終更新日] 2025.01.29

第一三共株式会社は4月30日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)であるトラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、製品名:エンハーツ)について、ホルモン受容体(HR)陽性/HER2低発現の化学療法未治療の転移再発乳がんを対象としたグローバル第3相臨床試験(DESTINY-Breast06)の結果の概要を発表した。

同試験は、内分泌療法及びCDK4/6阻害剤または複数の内分泌療法による前治療を受けたHR陽性/HER2低発現(IHC 1+またはIHC 2+/ISH‑)および超低発現(膜染色を認めるIHC 0及びIHC>0<1+)の化学療法未治療の転移再発乳がん患者866名を対象に、T-Dxdと治験医師選択薬(化学療法)の有効性及び安全性を比較検証したグローバル第3相試験である。

今回の発表では、主要評価項目であるHR陽性かつHER2低発現の化学療法未治療の転移再発乳がんにおいて、T-Dxdが化学療法と比較して無増悪生存期間を統計学的に有意に改善したことを示した。また、HER2超低発現の患者集団及び全患者集団(HER2低発現及びHER2超低発現)でも無増悪生存期間の一貫した改善傾向が認められた。

安全性に関しては、T-Dxdに関連したこれまでの試験と同様の傾向であり、新たな懸念は認められなかった。

なお同試験結果の詳細は、今後の学会にて公表される予定だ。

参照元:
第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 乳がん トラスツズマブ デルクステカンホルモン受容体陽性HER2低発現乳がん

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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