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【承認】「肺がん コンパクトパネル Dxマルチコンパニオン診断システム」に3遺伝子が追加

[公開日] 2024.02.14[最終更新日] 2024.02.14

株式会社DNAチップ研究所は1月29日、「肺がん コンパクトパネル Dxマルチコンパニオン診断システム(医療機器プログラム)」の承認事項一部変更について、同26日に承認を得たことを発表した。 「肺がん コンパクトパネル Dxマルチコンパニオン診断システム」は、肺がんに重要なドライバー遺伝子に特化した次世代シークエンスによる遺伝子検査システム。劣化した検体や腫瘍細胞含有量がごく微量な検体でも高感度で検出できること、また液性細胞診検体にも対応可能であることなどの特徴を持つ。 既に4遺伝子(EGFR、ALK、ROS1、MET)において承認されていたが、今回新たに3遺伝子(BRAF、KRAS、RET)が加わり、計 7遺伝子の変異検出及び薬剤の適応判定が可能となった。 今後、7遺伝子での検査を臨床現場に届けるべく保険適用に向けた準備を進めていく予定としている。 なお、これまでに承認を取得している遺伝子並びに薬剤は以下の通り。 EGFR 遺伝子変異 ゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブ、オシメルチニブ ALK 融合遺伝子 クリゾチニブ、アレクチニブ、ブリグチニブ ROS1 融合遺伝子 クリゾチニブ MET 遺伝子エクソン 14スキッピング変異 テポチニブ BRAF 遺伝子 V600E 変異 ダブラフェニブ及びトラメチニブ KRAS 遺伝子 G12C 変異 ソトラシブ RET 融合遺伝子 セルペルカチニブ 参照元:
株式会社DNAチップ研究所 ニュース
ニュース 肺がん コンパニオン診断

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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