中外製薬株式会社は2月5日、「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」について、ファイザー株式会社が国内における製造販売承認を取得しているPAPR阻害剤「ターゼナ(一般名:タラゾパリブトシル酸塩)」のBRCA遺伝子変異陽性遠隔転移性去勢抵抗性前立腺がんに対するコンパニオン診断として、2月2日に厚生労働省より承認を取得したことを発表した。
BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がんにおけるターゼナは、イクスタンジ(一般名:エンザルタミド)との併用による有効性・安全性が第3相国際共同TALAPRO-2試験にて示されており、2024年1月18日にファイザー株式会社が厚生労働省より製造販売承認を取得している。
今回のFoundationOne CDx がんゲノムプロファイルの承認は、同システムによってBRCA1/2遺伝子変異を検出し、タラゾパリブの適応判定の補助を可能にすることを目的としている。
なお今回の承認により、「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」は8つのがん種、計25の薬剤に対するコンパニオン診断機能を保有することになる。
参照元:
中外製薬株式会社 ニュースリリース
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