富士製薬工業株式会社並びにバクスター株式会社は8月7日、ドキシル注20mg(一般名:ドキソルビシン)の限定出荷を解除することを発表した。
ドキシル注20mgは、海外製造元の出荷遅延が発生したことを受け、2023年3月から限定出荷が実施されていた。
その後、同年4月にバクスター・ドイツの製造施設が欧州医薬品庁(EMA)から製造承認を取得。安定した供給体制が整ったことから、今回の限定出荷解除に至ったという。
今後は通常出荷(出荷量の状況:A「出荷量通常」、製造販売業者の対応状況:①「通常出荷」)が可能としている。
両社はプレスリリースにて、「この度は、医療関係者の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしたこと、深くお詫び申し上げます。また、半年近くにわたり限定出荷に多大なご協力をいただきましたこと、あらためまして御
礼申し上げます」と述べている。
参照元:
富士製薬工業株式会社 プレスリース
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