三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドに疾患別・治療法別の宿泊プランが登場、患者さんやご家族に最大限のサポートを国立がん研究センター東病院ら


  • [公開日]2023.08.01
  • [最終更新日]2023.08.02

国立がん研究センター東病院(NCC東病院)と三井不動産株式会社、および株式会社三井不動産ホテルマネジメントは7月28日、ホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」において、がん患者さん向けの疾患別・治療法別宿泊プランを継続的に開発していくことを発表した。

同取り組みの一環として、今回は2つのがん種を対象に新しい宿泊プランの提供を開始した。

ひとつは食事による腸閉塞の懸念がある手術後の大腸がんの患者さん向けプラン。NCC東病院の栄養管理室や看護部、医師との共同で調理の工夫を盛り込んだ特別ランチ・ディナーが作られたり、体調記録サービスや健康アプリの利用をサポートしたり、様々な工夫が凝らされている。

もうひとつは治療に伴う様々な副作用の懸念がある放射線治療中の患者さん向けプラン。治療中に発現し得る症状に応じてスムーズにサポートを提供するための情報共有の仕組み(コミュニケーションカード)が開発されたほか、患者さんの声をもとに連泊プランが作られ、放射線治療中の患者さんからのニーズが高いアメニティが用意されているという。


(画像はリリースより)

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドは、今後も国立がん研究センター東病院と連携し、患者さんのニーズに沿った宿泊プランを継続的に開発予定とのこと。プレスリリースでは、「全国でも例が少ない高度ながん医療を提供するNCC東病院とホテルの連携により、三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドは『がん治療を支えるホテル』として、これからもご宿泊いただくがん患者さんの声をふまえ、サービスの質の向上を目指してまいります」と述べられている。

参照元:
国立がん研究センター プレスリリース

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