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アイソボリンが切除不能な進行/再発の胃がんに対する一変承認を申請

[公開日] 2022.12.08[最終更新日] 2022.12.08

11月24日、ファイザー株式会社は、アイソボリン(一般名:レボホリナートカルシウム水和物、以下アイソボリン)について、同剤と5-FUおよびオキサリプラチンとの併用投与(FOLFOX)の治癒切除不能な進行/再発の胃がんを適応として、厚生労働省に適応追加承認の公知申請を行なったと発表した。

胃がんは、日本では罹患者数ならびに部位別死亡者数が3番目に多いがん腫である。FOLFOXは、欧米などでは治癒切除不能な進行/再発の胃がんに対する標準治療とされている。日本国内においては、日本胃癌学会からの要望を受け、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議で医療上の必要性が高い薬剤と評価されて、厚生労働省から開発要請を受けていた。

今回の承認申請について、ファイザー社社長の石橋太郎氏は「本申請が胃がんの患者さんの治療選択肢を増やすことにつながることに期待しております。承認取得に向けて関係者各位と引き続き協業してまいります」と述べている。

アイソボリン(レボホリナートカルシウム水和物)とは アイソボリンは、葉酸の誘導体であるホリナート(dl-ロイコボリン)から光学異性体であるd体を除いたもの。レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を高める化学療法として用いられている。

参照元:
ファイザー株式会社 プレスリリース
ニュース 胃がん アイソボリン

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