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抗がん剤薬アドリアシン、乳がんの周術期薬物療法の用法用量に関わる一変承認を取得

[公開日] 2022.12.05[最終更新日] 2022.12.05

11月24日、サンドファーマ株式会社は、同社の抗悪性腫瘍薬であるアドリアシン注用10、同注用50(一般名:ドキソルビシン塩酸塩、以下アドリアシン)について、乳がんの周術期における用法および用量にかかわる医薬品製造販売承認事項一部変更承認(一変承認)を取得したと発表した。

これまでアドリアシンは、乳がん(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍薬との併用療法、シクロホスファミド水和物との併用療法において、休薬期間を20日としていた。今回の承認取得により、休薬期間が13日間での投与も可能となった。

サンドファーマは「一人でも多くの患者さまに必要とされている医薬品をお届けし、日本の医療に貢献してまいります」と述べている。

アドリアシン(ドキソルビシン)とは アドリアシンは、がん細胞のDNA合成を妨げるほか、DNAを切断してがん細胞を殺す作用を持つ抗がん剤。乳がんの術前あるいは術後化学療法として他の悪性腫瘍薬やシクロホスファミド水和物との併用療法で、1日1回60mg/m2を投与し、通常は4クール行う。これまで20日間の休薬期間であったが、今回の承認取得により13日間または20日間の休薬期間となった。

参照元:
サンドファーマ株式会社 プレスリリース
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