「個人情報保護方針」及び「個人情報の取扱いについて」改訂のお知らせ

切除不能局所進行性/転移性脱分化型脂肪肉腫に対するジェブタナ単剤療法、12週無増悪生存率55%を示すJAMA Oncologyより


  • [公開日]2022.08.30
  • [最終更新日]2022.08.29
この記事の3つのポイント
・切除不能局所進行性/転移性脱分化型脂肪肉腫患者が対象の第2相試験
・ジェブタナ単剤療法有効性安全性を検証
・12週無増悪生存率55%、無増悪生存期間6ヶ月を示した

8月18日、医学誌『JAMA Oncology』にて切除不能局所進行性/転移性脱分化型脂肪肉腫(Dedifferentiated Liposarcoma)患者に対する抗悪性腫瘍薬ジェブタナ(一般名:カバジタキセル、以下ジェブタナ)単剤療法の有効性、安全性を検証した第2相試験の結果がFondazione IRCCS Istituto Nazionale dei Tumori di MilanoのRoberta Sanfilippo氏らにより公表された。

本試験は、切除不能局所進行性/転移性脱分化型脂肪肉腫(Dedifferentiated Liposarcoma)患者(N=38人)に対して21日を1サイクルとしてジェブタナ25mg/m2単剤を病勢進行または予期せぬ有害事象(AE)などによる治療中止まで投与し、主要評価項目として12週無増悪生存率(PFS)を検証した多施設共同の第2相試験である。

本試験の結果、主要評価項目である12週無増悪生存率(PFS)55%(N=21/38人)を示し、主要評価項目達成基準を達成した。また、フォローアップ期間中央値21.6ヶ月時点における結果、無増悪生存期間(PFS)中央値は6ヶ月、全生存期間OS)中央値は21ヶ月を示した。奏効率(RR)は8%、内訳は完全奏効(CR)を達成した患者が1人、部分奏効(PR)を達成した患者が2人であり、病勢安定SD)を達成した患者は23人(60.5%)であった。

以上の第2相試験の結果よりRoberta Sanfilippo氏らは以下のように結論を述べている。「切除不能局所進行性/転移性脱分化型脂肪肉腫(Dedifferentiated Liposarcoma)患者に対する抗悪性腫瘍薬ジェブタナ単剤療法は、主要評価項目である12週無増悪生存率(PFS)を達成しました。第3相試験でさらに検討する価値を見出しました」と結論を述べている。

Activity of Cabazitaxel in Metastatic or Inoperable Locally Advanced Dedifferentiated Liposarcoma-A Phase 2 Study of the EORTC Soft Tissue and Bone Sarcoma Group (STBSG)(JAMA Oncol. 2022 Aug 18. doi: 10.1001/jamaoncol.2022.3218.)

×

この記事に利益相反はありません。