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BTK阻害薬治療歴のある再発/難治性マントル細胞リンパ腫に対するCAR-T細胞療法KTE-X19、客観的奏効率91%を示すJournal of Clinical Oncologyより


  • [公開日]2022.06.10
  • [最終更新日]2022.06.10
この記事の3つのポイント
・ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬治療歴のある再発/難治性マントル細胞リンパ腫患者が対象の第2相試験
CAR-T細胞療法であるKTE-X19単剤療法有効性安全性を検証
・客観的奏効率は91%、完全奏効率は68%を示した

6月4日、医学誌『Journal of Clinical Oncology』にてブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬治療歴のある再発/難治性マントル細胞リンパ腫に対する抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法であるKTE-X19単剤療法の有効性、安全性を検証した第2相のZUMA-2試験(NCT02601313)の3年フォローアップ解析の結果がMD Anderson Cancer CenterのMichael Wang氏らにより公表された。

ZUMA-2試験は、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬治療歴のある再発/難治性マントル細胞リンパ腫に対してKTE-X19単剤療法(2×106CARTcells/kg)を投与し、主要評価項目として客観的奏効率(ORR)等を検証した第2相試験である。

本試験のフォローアップ期間中央値35.6ヶ月時点における結果は下記の通りである。主要評価項目である客観的奏効率(ORR)は91%(95%信頼区間:81.8-96.7%)、完全奏効率(CR)は68%(95%信頼区間:55.2-78.5%)を示した。

また、奏効持続期間(DOR)中央値は28.2ヶ月(95%信頼区間:13.5-47.1ヶ月)、無増悪生存期間PFS)中央値は25.8ヶ月(95%信頼区間:9.6-47.6ヶ月)、全生存期間OS)中央値は46.6ヶ月(95%信頼区間:24.9ヶ月-未到達)それぞれ示した。

以上のZUMA-2試験の3年フォローアップ解析の結果よりMichael Wang氏らは「ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬治療歴のある再発/難治性マントル細胞リンパ腫に対する抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法であるKTE-X19単剤療法は、長期的な抗腫瘍効果を示しました」と結論を述べている。

Three-Year Follow-Up of KTE-X19 in Patients With Relapsed/Refractory Mantle Cell Lymphoma, Including High-Risk Subgroups, in the ZUMA-2 Study(J Clin Oncol. 2022 Jun 4;JCO2102370. doi: 10.1200/JCO.21.02370.)

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