2月25日、Meiji Seikaファルマ株式会社は、抗悪性腫瘍剤であるダウノマイシン静注用20mg(一般名:ダウノルビシン塩酸塩、以下ダウノマイシン)に関して、急性白血病の標準療法に合わせた用法・用量の追加承認を取得したと発表した。
ダウノマイシンは1970年に急性白血病の治療薬として承認されて以降、国内外の診療ガイドラインで標準療法として推奨されている。しかし、ガイドラインで推奨されている用量・用法は発売当初に承認されたものとは異なる。そのため、診療ガイドラインおよび公表論文などの公知情報に基づいて承認申請を行っていた。今回の承認取得により、他の抗悪性腫瘍剤との併用における用法用量が追加された。
Meiji Seikaファルマはプレスリリースにて「血液のがんで苦しむ患者さんのQOLと予後向上に貢献できるよう、治療薬ならびに支持療法に用いられる抗菌薬などの提供に引き続き取り組んでまいります」と述べている。
参照元:Meiji Seikaファルマ株式会社 プレスリリース