『がんに立ち上がれ(Stand Up To Cancer)!』キャンペーンでアメリカン航空とマーベルスタジオが提携


  • [公開日]2018.08.03
  • [最終更新日]2018.08.03

アメリカン航空と、アイアンマンなどの映画製作で知られるマーベルスタジオが手を取り合ってガン撲滅に乗り出した。

がんの臨床研究への長年の活動で知られる非営利団体、Stand Up To Cancer (スタンドアップ・ツー・カンサー略称SU2C)へ寄付活動を行なっているのだ。マーベルスタジオからは映画アベンジャーズ・インフィニティワォーに出演したスカーレット・ヨハンソン、クリス・エバンズらががんとの戦いを訴え、アメリカン航空社員で3度の乳がん手術から生き残ったサバイバー、サンドラ・フィッツパトリック(Shandra Fitzpatrick)が、25ドル寄付すればアメリカン航空のマイレージ(AAdvantage)の10マイルが受け取れるとオンラインで訴える。

映像にはブリティッシュ・コロンビアの小児病院で白血病治療を受けている10歳のポピー・ホワイトも出ている。同映像はフェイスブック上のネットで見ることができる。そのURLは以下の通り。(https://www.facebook.com/SU2C/videos/avengers:-infinity-war-american-airlines/10155209657535876/

アメリカン航空社員のサンドラ・フィッツパトリック以外にもロサンジェルス空港(LAX)で待機する航空機の保守技術者のアンソニー・マックギルフレィ(Anthony MacGilfrey)、同じくロサンジェルスベースのフライト・アテンダントのミッシェル・バラード(Michelle Ballard)、マイアミ空港のチーフ機体サービスクルーのホアン・バークエロ(Juan Barquero)、シカゴ空港拠点のロン・フランス(Ron France)機長、ダラス・フォートワース空港のカスタマー・ケア部長のリネ・ストリプリング(Lynnae Stripling)ら、同社社員がこのキャンペーンに参加している。

アメリカン航空の上級副社長エリーズ・エバーウェイン(Elise Eberwein)は「このキャンペーンで活躍しているアメリカン航空の社員は現在、恐ろしい病気と闘っています。彼らの不屈の精神を尊敬してます」と述べ、社員のがんと闘う勇気を讃えた。続けて「深刻な問題を抱えている人間が強い精神で、跳ね返えせるように応援するこのキャンペーンで、がん研究の資金調達でマーベル・スタジオと協力できることを誇りに思います。」

 マーベルスタジオの上級副社長ミンディー・ハミルトン(Mindy Hamilton)は、「マーベルのスーパーヒーローたちは高い究極の場所に立っていることが多いので、ひどい病気と毎日闘っている現実のヒーローたちにスポットライトを移すということに興奮しています。戦いを続ける実在のヒーローたちの勇敢さにスタジオ全体が敬服しているので、一緒に闘い続けたいと考えているのです」と語った。

Stand Up To Cancerは2008年に設立されたがん研究やがんの予防への意識を高める映画産業からの慈善団体で、米国がん学会(AACR)やノーベル賞受賞博士らが率いる科学諮問委員会とパートナーを組んでいる。アメリカのメージャー野球チームのMLBも10年以上同団体を支援してきた。このアメリカン航空とマーベル主体のキャンペーンにクレジットカードで寄付ができるサイトはStandUpToCancer.org/AmericanAirlinesだ。

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