5月13日、厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第458回)が行われ、新薬18成分28品目の薬価収載を了承した。うち、抗がん剤関連は武田薬品のカボザンチニブや第一三共のトラスツズマブ デルクステカンなど5成分だった。
製品名:カボメティクス錠20mg,同60mg
一般名:カボザンチニブ
適応症:根治切除不能又は転移性の腎細胞がん
会社名:武田薬品工業
製品名:テプミトコ錠250mg,同mg
一般名:テポチニブ
適応症:MET遺伝子エクソン14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
会社名:メルクバイオファーマ
製品名:オニバイド点滴静注43mg
一般名:イリノテカン
適応症:がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵がん
会社名:日本セルヴィエ
製品名:エンハーツ点滴静注用100mg
一般名:トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)
適応症:化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳がん(標準的な治療が困難な場合に限る)
会社名:第一三共
製品名:ステボロニン点滴静注バッグ9000mg/300mL
一般名:ボロファラン
適応症:切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部がん
会社名:ステラファーマ
抗体薬物複合体エンハーツ、リポソーム製剤オニバイドなど抗がん剤関連5製品の承認を了承
参考資料:
中央社会保険医療協議会 総会(第458回) 議事次第