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BRAF 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫の効果効能にてビラフトビ、メクトビが発売
[公開日] 2019.02.26[最終更新日] 2019.02.26
2月26日、小野薬品工業株式会社は、BRAF 阻害剤エンコラフェニブ(商品名ビラフトビ)および MEK 阻害剤ビニメチニブ(商品名メクトビ)について「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」の効能・効果にて発売したと発表した。
悪性黒色腫は、皮膚の色と関係が深いメラニン色素の産生能を持つ色素細胞(メラノサイト)ががん化した悪性腫瘍で、皮膚がんの中でも転移率が高く、きわめて悪性度が高いとされている。日本での悪性黒色腫の患者数は約4,000 人、年間約 700 人が悪性黒色腫により死亡していると報告されている。
ビラフトビおよびメクトビは、悪性黒色腫をはじめ種々のがんに関連するMAPKシグナル伝達経路(RAS-RAF-MEK-ERK)のセリン・トレオニンキナーゼファミリーの異なるキナーゼ、BRAFおよびMEK1/MEK2をそれぞれ標的として選択的に阻害し、がん細胞の増殖を抑制する。
この2剤を併用することにより、BRAFキナーゼ活性とMEK1/MEK2活性を同時に阻害することができ、より強い抗腫瘍効果を発揮することが期待される。
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