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新規BRAF阻害薬ビラフトビ×MEK阻害薬メクトビの併用療法、悪性黒色腫適応にて承認

[公開日] 2019.01.08[最終更新日] 2019.01.08

1月8日、小野薬品工業株式会社は、BRAF阻害薬であるエンコラフェニブ(ビラフトビ)およびMEK阻害薬であるビニメチニブ(メクトビ)について、BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫に対する効能・効果に係る国内製造販売承認を取得したと発表した。 今回の承認は、BRAF V600遺伝子変異を有する局所進行性、切除不能または転移性の悪性黒色腫患者を対象に国内外で実施された国際共同第III相試験(COLUMBUS試験)の結果に基づいている。 COLUMBUS試験において、無増悪生存期間の中央値(mPFS)(盲検下独立評価委員会の判定)は、ビラフトビ450mgを1日1回とメクトビ45mgを1日2回の併用療法群(COMBO450群)で14.9カ月、対照薬群であるベムラフェニブ(ゼルボラフ)群で7.3カ月であり、COMBO450群で統計学的に有意にmPFSを延長することが示された(ハザード比0.54、95%信頼区間:0.41-0.71、p<0.0001)。
ニュース 皮膚がん メクトビ

3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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