この記事の3つのポイント
免疫チェックポイント阻害薬治療後に病勢進行した非小細胞肺がんに対してSitravatinib+オプジーボ併用療法は腫瘍縮小効果82.6%を示した
・Sitravatinib+オプジーボ併用療法は23人の患者の内6人の患者で部分奏効(PR)を示し、その奏効持続期間は50週間を超えている
・Sitravatinib+オプジーボ併用療法の忍容性は良好であり、治療関連有害事象(TRAE)はグレードは1または2が大半を占める

2018年4月24日、Murati Therapeutics社のプレスリリースにて免疫チェックポイント阻害薬治療後に病勢進行した非小細胞肺がん患者に対するマルチキナーゼ阻害薬Sitravatinib+抗PD-1抗体薬であるニボルマブ(商品名オプジーボ;以下オプジーボ)併用療法の有効性を検証した第II相試験(NCT02954991)の結果が公表された。

本試験は免疫チェックポイント阻害薬治療後に病勢進行した非小細胞肺がん患者(N=45人)に対して1日1回Sitravatinib+2週間に1回オプジーボ240mg併用療法を投与し、主要評価項目として腫瘍縮小効果、副次評価項目として治療関連有害事象(TRAE)などを検証した非無作為非盲検下の第II相試験である。

本試験の評価可能であった23人の患者における主要評価項目である腫瘍縮小効果は19人の患者で示された。また、6人の患者で部分奏効(PR)を示し、5人の患者は現在も臨床試験を継続しており、その奏効持続期間は50週間を超えている。

また、副次評価項目である治療関連有害事象(TRAE)は治験医師により報告されているグレードは1または2であり、忍容性が良好であることが示されている。

以上のII相試験の結果を受けて、Virginia Cancer Specialists・Alexander Spira氏は以下のように述べている。”免疫チェックポイント阻害薬治療後に病勢進行した非小細胞肺がん患者さんに対するSitravatinib+オプジーボ併用療法の奏功持続効果は非常に有望です。本試験は現在も進行中ですが、登録の進捗率も順調ですので本試験の結果を楽しみにしております。”

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