2月28日、米アムジェン社は、再発または難治性の多発性骨髄腫を対象としたカルフィルゾミブ(商品名カイプロリス)とデキサメタゾン併用療法(Kd)の第3相比較試験(ENDEAVOR試験)で予定された全生存期間OS)の中間解析において良好な結果が得られたことを発表した。

本試験で、カイプロリスおよびデキサメタゾン併用療法(Kd)を受けた再発または難治性の多発性骨髄腫患者は、ボルテゾミブ(商品名ベルケード)およびデキサメタゾン併用療法(Vd)を受けた患者と比較して、7.6ヵ月の延命が認められ、全生存期間の中央値は、Vd群の40.0ヵ月に対し、Kd群では47.6ヵ月となった(ハザード比=0.79)。

日本も参加したENDEAVOR試験における無増悪生存期間PFS)の中間解析の結果に基づき、カイプロリスを週2回、56 mg/m2を投与するKd用法は2016年7月4日に「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の治療薬として国内製造販売後承認を取得している。今回の最新解析で認められた有害事象は、これまでのENDEAVOR試験で報告されているものと一貫していた。

記事:可知 健太

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