• ログイン
  • 検索
  • 相談
  • お知らせ
  • メニュー
  • がん種
  • 特集
  • 治験
  • リサーチ
  • イベント
  • 体験談
  • 患者会
  • 辞典
  • お役立ち

再発・難治性多発性骨髄腫 カイプロリスがベルケードを上回る生存期間の延長

[公開日] 2017.03.02[最終更新日] 2017.03.02

2月28日、米アムジェン社は、再発または難治性の多発性骨髄腫を対象としたカルフィルゾミブ(商品名カイプロリス)とデキサメタゾン併用療法(Kd)の第3相比較試験(ENDEAVOR試験)で予定された全生存期間(OS)の中間解析において良好な結果が得られたことを発表した。 本試験で、カイプロリスおよびデキサメタゾン併用療法(Kd)を受けた再発または難治性の多発性骨髄腫患者は、ボルテゾミブ(商品名ベルケード)およびデキサメタゾン併用療法(Vd)を受けた患者と比較して、7.6ヵ月の延命が認められ、全生存期間の中央値は、Vd群の40.0ヵ月に対し、Kd群では47.6ヵ月となった(ハザード比=0.79)。 日本も参加したENDEAVOR試験における無増悪生存期間(PFS)の中間解析の結果に基づき、カイプロリスを週2回、56 mg/m2を投与するKd用法は2016年7月4日に「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の治療薬として国内製造販売後承認を取得している。今回の最新解析で認められた有害事象は、これまでのENDEAVOR試験で報告されているものと一貫していた。 記事:可知 健太
ニュース 多発性骨髄腫 ベルケード

3Hクリニカルトライアル株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

治験・臨床試験

一覧を見る

リサーチ・調査

一覧を見る

ニュース

一覧を見る

イベント

一覧を見る

患者会

一覧を見る