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去勢抵抗性前立腺がん(CRPC) PD-L1抗体デュルバルマブとPARP阻害薬オラパリブ(リムパーザ)の併用療法 ASGO-GU
[公開日] 2017.02.28[最終更新日] 2017.02.28
米国立がん研究所(NCI)のFatima Karzai氏らのグループは、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象とするプログラム細胞死受容体リガンド1(PD-L1)標的抗体デュルバルマブ、およびポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬オラパリブ(商品名リムパーザ)の併用療法を実施する第1/2相臨床試験について(NCT02484404)、2017年2月の米国臨床腫瘍学会泌尿器癌シンポジウム(ASCO-GU)で中間解析結果を発表した。
Karzai氏らが発表したのは患者数10人と小規模な予備的データであったが、前立腺がんマーカーである前立腺特異抗原(PSA)値は8人で低下し、うち5人は基準値より50%以上低下した。主要評価項目である無増悪生存(PFS)期間中央値は7.8カ月であった。「特に患者選抜基準を設けていない試験だが、デュルバルマブとオラパリブ(リムパーザ)の併用投与の忍容性は良好」とKarzai氏。現在は登録患者が25人となり、腫瘍バイオプシーと血液サンプルを採取してバイオマーカーの評価を実施しているという。
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