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アストラゼネカ リキッドバイオプシー用キットを用いたEGFR T790M遺伝子変異検査結果の倫理的無償提供を開始
[公開日] 2017.01.05[最終更新日] 2017.01.05
1月5日、アストラゼネカは、2017年1月5日より、オシメルチニブ(タグリッソ®)のコンパニオン診断薬「コバス®EGFR変異検出キットv2.0」(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)を用いたT790M血漿検査結果の倫理提供(T790M血漿検査結果提供プログラム)を開始することを発表した。
第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬であるタグリッソは2016年5月に薬価収載され、イレッサ等の既存のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬抵抗性となる二次変異T790M変異を有する非小細胞肺がん患者にも著効する優れた薬剤である。
しかしながら、使用するためには侵襲性の高い再生検を行う必要があり、中には薬剤抵抗性となっても組織採取が困難な患者も存在し、こういった患者は、検査さえできればT790M変異が認められる可能性があるにもかかわらず、その選択肢を得ることができなかった。
そういった中、2016年12月26日に薬事承認されたコバス®EGFR変異検出キットv2.0は、血液検査でのT790M変異が検出できる「血漿検査(リキッドバイオプシー)キット」が含まれ、あとは保険適応を待つばかりとなった。
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