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厚労省 医薬品第二部会 ホジキンリンパ腫適応のオプジーボ等了承~がん関係は3剤~
[公開日] 2016.11.12[最終更新日] 2016.11.12
11月11日、厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は、免疫チェックポイント阻害剤PD-1抗体ニボルマブ(オプジーボ)について、「再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫」の適応を追加することを了承した。オプジーボは同適応で希少疾病用医薬品指定されている。早ければ年内に承引される可能性がある。
ホジキンリンパ腫はリンパ細胞系から生じた細胞の限局性又は播種性の悪性腫瘍であり、国内年間罹患者数は約2,000 人と推定されている。年間罹患者数が17,000人程度である悪性リンパ腫のうち、ホジキンリンパ腫は5~10%程度となり、稀ながんと言える。
ホジキンリンパ腫では、初回治療として化学療法や放射線療法が行われる。再発又は治療抵抗性が認められた場合には、化学療法や自家造血幹細胞移植による治療が行われる。しかし、再発又は難治性のホジキンリンパ腫患者さんにおける予後は悪いことから、新たな治療選択肢が望まれており、本剤が新たな治療選択肢となるものと期待される。
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