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進行膀胱がん 免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダ 生存期間を延長 DMCは早期有効中止推奨
[公開日] 2016.10.25[最終更新日] 2025.01.29
10月21日、米Merck社は、治療歴のある進行膀胱がん(尿路上皮がん、移行上皮がん)を対象としたペムブロリズマブ(キイトルーダ)の第3相試験(Keynote045試験)にて、中間解析の結果、対照群である化学療法群に比べ主要評価項目である全生存期間(OS)を満たしたと発表した。安全性については、キイトルーダのこれまでのデータと相違はなかった。
この結果を受けて、独立データモニタリング委員会(DMC)は、試験は早期に中止することを推奨。詳細結果については、主要な学会にて発表されるとのこと。
■Keynote045試験
Keynote045試験は、プラチナベースの薬剤治療後に病態進行した手術不能の膀胱がん患者542人を対象として、キイトルーダと治験医師が選択した化学療法(パクリタキセル、ドセタキセル、ビンフルニン)を比較した無作為化第3相試験(JapicCTI-152903、NCT02256436)である。主要評価項目は全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)となり、副次評価項目は奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)および安全性。キイトルーダの用法用量は、200mg3週毎とのこと。なお、本試験は日本も参加している。
MercKプレスリリース(英語)
記事:可知 健太
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