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進行トリプルネガティブ乳がん 免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダ 有効な可能性を示唆 JCO
[公開日] 2016.05.08[最終更新日] 2016.05.08
5月2日、ジャーナル オブ クリニカル オンコロジー( Journal of Clinical Oncology; JCO )にて、いくつかの進行固形がん患者を対象とした免疫チェックポイント阻害薬抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(米国商品名キイトルーダ/キートルーダ)の第1b相臨床試験(KEYNOTE-012試験)の結果が掲載されました。
この試験は、進行トリプルネガティブ乳がん、胃がん、尿路上皮がん、頭頸部がんを対象としていますが、今回の報告は進行トリプルネガティブ乳がんにフォーカスされています。
トリプルネガティブ乳がん(Triple negative brest cancer; TNBC)とは、ホルモン受容体(エストロゲン / プロゲステロン)やヒト上皮成長因子(HER2)受容体ががん細胞に発現しておらず、治療を施し一旦治療に奏効しても早期に再発するハイリスクに分類されています。ホルモン療法もハーセプチンなどのHER2標的の分子標的薬の効果が乏しいため、主な薬物治療は全身化学療法となります。
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