2月29日、バイエル薬品は、マルチキナーゼ阻害剤ソラフェニブ(ネクサバール®)の効能・効果について、2014 年6 月に承認取得していた「根治切除不能な分化型甲状腺がん」に加え、「甲状腺髄様がん」の承認を取得したと発表しました。これにより、適応は「根治切除不能な甲状腺がん」となりました。

今回の適応拡大は、より多くの甲状腺がん患者さんに貢献するための、日本独自の取り組みとのことです。

なお、甲状腺がんの推計患者数は約2万9000人で9割は分化型、髄様がんは全体の5%程度です。

ネクサバールは、複数のキナーゼ(Rafキナーゼ、VEGFR-1、VEGFR-2、VEGFR-3、PDGFR-B、KIT、FLT-3、RETなど)に作用することが示されており、この他に、2008 年1 月に「根治切除不能又は転移性の腎細胞がん」、2009 年5 月に「切除不能な肝細胞がん」の効能・効果で承認を取得しています。

バイエル薬品のプレスリリースはコチラ

記事;可知 健太


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