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PMDA ニボルマブ(オプジーボ)の評価中リスクを公表

[公開日] 2015.08.23[最終更新日] 2015.08.23

8月21日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブ(商品名オプジーボ)における「過度の免疫反応、重症筋無力症、筋炎、大腸炎、重度の下痢」が評価中リスクである旨を公表しました。調査の上、今後、添付文書中の使用上の注意改訂につながる可能性があります。 医薬品に関する評価中のリスク等の情報について(PMDA) 【医薬品の評価中リスクについて(PMDAのHP参照)】 医薬品に関して、PMDA及び厚生労働省において評価中のリスクとして対象となるものは以下の通りです。 1.使用上の注意の改訂等に繋がりうる注目しているリスク情報 副作用報告の一定の集積、市販直後調査等において示唆されるリスク情報で、厚生労働省及びPMDAにおいて、医薬品との関連性を評価中であるが、使用上の注意の改訂等につながるものとして注目しているもの 2.外国規制当局や学会等が注目し、厚生労働省及びPMDAが評価を始めたリスク情報 研究論文等の結果に基づき、外国規制当局や学会等が注目しており、我が国で使用されている医薬品にも関連するリスク情報として、厚生労働省及びPMDAにおいて評価を始めたもの   注:評価中リスクとなっていても、必ずしも安全性上クリティカルのものではありません。ご不安な方は担当医にご相談ください。 記事;可知 健太
ニュース 肺がん ニボルマブ

3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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