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肺がん 日本肺癌学会 肺癌患者におけるALK融合遺伝子検査の手引き 4年ぶりに改訂

[公開日] 2015.08.07[最終更新日] 2015.08.07

8月6日、日本肺癌学会は「肺癌患者におけるALK融合遺伝子検査の手引き」を改訂したとホームページ上にて発表しました。最新版の版番号は第2.1版。約2011年11月以降、約4年ぶりの改訂となります。なお、手引きは専門家向けです。 以下、手引き本文冒頭部改編抜粋。 ALK 融合遺伝⼦は⾮⼩細胞肺がんの約3~5%に認められ、⾮⼩細胞肺がんのなかでも腺がんに特異的にみられます。クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)がALK 融合遺伝⼦陽性肺がんに対する治療薬として初めて承認されたALK 阻害薬であり、わが国では2012年に承認され、第2 世代ALK 阻害薬としてアレクチニブ(商品名:アレセンサ)が2014 年7 ⽉に⽇本で承認されました。これらの分⼦標的薬は従来の標準化学療法と⽐べ劇的な治療成績の向上をもたらしました。 しかしながら、ALK 融合遺伝⼦陽性肺がんを適正に取り扱うためには様々な注意が必要となります。 この手引きでは、ALK 融合遺伝⼦陽性肺がんの診療、とくにALK 融合遺伝⼦の診断にあたっての注意を中⼼に、第1 版(2011 年)を改訂して、最新の知⾒を第2版としてまとめています。 肺癌患者におけるALK融合遺伝子検査の手引き 第2.1版(2015 年7 ⽉29 ⽇) 興味のある方は本文をご参照ください。 記事:可知 健太
ニュース 肺がん 肺がん

3Hクリニカルトライアル株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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