がん幹細胞とは、近年の研究によりがんの細胞中でも特殊な性質を持っている細胞のみが、体の中で腫瘍を形成出来ることが分かってきました。がん幹細胞は 腫瘍組織中に存在しており、正常な幹細胞(もともと各組織に存在しており、自己の複製能力といろんな細胞へ分化する能力を持っています)と同じように分裂して自分と同じ細胞と作り出すことが出来るとされています。

なお、英語では、cancer stem cell(キャンサーステムセル)といいます。

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