マクロ転移とは、乳癌において、センチネルリンパ節の転移巣の大きさが2 mmを超えるもののことです。がん組織から流れ出たリンパ液がリンパ管を通り初めに流れ着くリンパ節をセンチネルリンパ節と呼びます。センチネルリンパ節にがん細胞が到達している(転移している)場合、その先のリンパ節にもがん細胞が広がっている可能性があります。

そこで、センチネルリンパ節にがん細胞が到達しているか(転移の有無)を調べ、それに従い、その後の治療方針を決定することが様々な癌腫で行われています。乳癌では、センチネルリンパ節の転移は、その大きさで、マクロ転移(2mmを超える)、ミクロ(微小)転移(0.2mmから2mmまで)及びisolated tumor cells(ITCs)(0.2 mm以下)に分類されています。

作成:株式会社インテリム

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