オリゴ転移とは、限局的で少数個のがんの転移のことです。初発時に既に転移巣が存在するsynchronous oligometastases、原発がんの治療後にいくつかの転移病変が出てくるoligorecurrence、治療後に幾つかの残存病変が増悪するoligoprogressionなど多数の病態を含んでいます。

通常転移がある場合には、IV期として全身療法が行われますが、オリゴ転移の場合には、局所療法との組み合わることで予後の延長も期待されています。

×