大腸がん FOLFOXIRI±ベバシズマブの効果を確認する第2相試験(募集終了)


  • [公開日]2015.04.03
  • [最終更新日]2016.05.25

切除不能な進行・再発大腸癌に対する初回治療としての FOLFOXIRI+ベバシズマブ療法 多施設共同 第II相試験

対象がん腫 大腸がん
フェーズ P2
実施期間 2014年6月 ~ 2016年
実施国 日本
目標症例 65
状況 募集終了
手法 非盲検、単群
被験薬名 ベバシズマブ、 商品名:アバスチン
種類 分子標的薬(抗VEGF抗体)
投与経路 静脈注射

試験概要

<専門的な説明>

切除不能な進行・再発大腸癌の初回治療例を対象に、FOLFOXIRI+ベバシズマブ(BV)療法の日本人における有効性および安全性を検討する。

<一般的な説明>

手術不可能な進行又は再発大腸がんの初回治療を実施する方を対象に、FOLFOXIRIという薬剤治療にベバシズマブを追加した場合の有効性と安全性を確認する試験となります。

治験薬剤の説明

<専門的な説明>

アバスチンは、がん組織へ栄養や酸素を補給するがん組織専用の血管が作られないようにして、がん組織の成長を防ごうという考えで登場した、「血管新生阻害剤」と呼ばれる新しいタイプのお薬です。また、アバスチンは抗がん剤と一緒に使うことで効果を発揮します。がん組織にできた血管を整備する働きによって抗がん剤ががん組織に届きやすくなり、効果が増すと考えられております。

中外製薬HPアバスチンの治療を受ける患者さんへ:http://chugai-pharm.jp/hc/ss/pa/sf/ava/cl/cnt/abt/01_01_001.html

<一般的な説明>

同上

主な参加条件等

この試験の対象となりうる方

  1. 20歳以上75歳以下の方
  2. 組織学的又は細胞学的に大腸癌(腺癌)と診断されている患者。ただし、虫垂がん肛門管がんは除く
  3. 手術が不可能と判断されている方
  4. 大腸がんに対する薬剤治療の既往がない方

この試験の対象とならない方

  1. 未治療の脳転移がある方
  2. 症状を有する心血管疾患、脳血管障害、不安定狭心症など

臨床試験公開情報

JAPIC  No : -------
UMIN  UMIN000013797
ClinicalTrials.gov Identifier: NCT02246049

治験詳細を見る

【UMIN】
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr.cgi?function=brows&action=brows&recptno=R000015834&type=summary&language=J
【Clinical traials.gov】
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02246049?term=Colon+Cancer&recr=Open&no_unk=Y&cntry1=ES%3AJP&rank=7

注意

専門的な記載を一般の方がわかるよう記載していますが、当社の認識が誤っていることがございますので、必ず実際の公開情報を確かめてください。
実施医療機関は明記できませんが、実際の公開情報に明記されている場合があります。
主な参加条件には記載された基準以外にも多くの基準があります。

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