概要
| 一般名 |
ベルズチファン |
| 商品名 |
ウェリレグ |
| 治験薬コード |
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| 一般名英語表記 |
Belzutifan |
| 商品名英語表記 |
Welireg |
| 種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
| 種類 |
HIF-2α阻害剤 |
| 投与経路 |
経口 |
| 適応がん種 |
フォン・ヒッペル・リンドウ病関連腫瘍、がん化学療法後に増悪した根治切除不能又は転移性の腎細胞癌 |
特徴
低酸素誘導因子(HIF)は、低酸素状態の細胞において活性化する転写因子のひとつである。がん細胞は常に低酸素の状態にあるため、HIFが活性化することでがんの増殖に関与している。
ウェリレグは、ファーストインクラスの経口HIF-2α阻害剤である。HIF-2αの活性化を選択的に阻害することで、細胞周期の停止、血管新生・増殖および低酸素状態で特異的に誘導される遺伝子の転写の阻害が誘導される。
効能・効果
フォン・ヒッペル・リンドウ病関連腫瘍
がん化学療法後に増悪した根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
用法及び用量
通常、成人には、ベルズチファンとして、1日1回120mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
貧血、低酸素症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/42910H7