概要
一般名 |
ゾルベツキシマブ |
商品名 |
ビロイ |
治験薬コード |
|
一般名英語表記 |
Zolbetuximab |
商品名英語表記 |
VYLOY |
種類 |
モノクローナル抗体 |
種類 |
抗CLDN18.2抗体 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃癌 |
特徴
CLDN18.2は、隣り合う細胞同士を接着する働きを持つタンパク質で、通常は胃粘膜の細胞の間に存在する。しかしながら、一部の胃がん細胞においては、細胞の形が崩れることにより、CLDN18.2が細胞表面に露出すると考えられている。
ビロイはCLDN18.2を標的とした抗体薬であり、CLDN18.2タンパク質と結合することで、免疫細胞の攻撃を誘導すると考えられている。
効能・効果
CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃癌
用法及び用量
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはゾルベツキシマブ(遺伝子組換え)として、初回は800mg/m2(体表面積)を、2回目以降は600mg/m2(体表面積)を3週間間隔又は400mg/m2(体表面積)を2週間間隔で2時間以上かけて点滴静注する。
重大な副作用
過敏症、Infusion reaction、重度の悪心・嘔吐
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291471