概要
| 一般名 |
ラロトレクチニブ |
| 商品名 |
ヴァイトラックビ |
| 治験薬コード |
LOXO-101 |
| 一般名英語表記 |
Larotrectinib |
| 商品名英語表記 |
VITRAKVI |
| 種類 |
トロポミオシン受容体キナーゼ阻害剤 |
| 投与経路 |
内服 |
| 適応がん種 |
NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌 |
特徴
ラロトレクチニブは、NTRK融合遺伝子からできる融合タンパクによる細胞の異常な増殖活性を選択的に阻害する薬剤です。NTRK融合遺伝子陽性症例をターゲットとしたがん種横断的承認薬であり、これは2019年9月から臨床使用されているエヌトレクチニブ(ロズリートレク)に次ぐ二番目の薬剤です。
効能・効果
NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌
用法及び用量
通常、成人にはラロトレクチニブとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
通常、小児にはラロトレクチニブとして1回100mg/m2(体表面積)を1日2回経口投与する。ただし、1回100mgを超えないこと。なお、患者の状態により適宜減量する
重大な副作用
肝機能障害、骨髄抑制、中枢神経系障害
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291071