概要
| 一般名 |
アシミニブ |
| 商品名 |
セムブリックス |
| 治験薬コード |
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| 一般名英語表記 |
Asciminib |
| 商品名英語表記 |
Scemblix |
| 種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
| 種類 |
チロシンキナーゼ阻害薬 |
| 投与経路 |
経口 |
| 適応がん種 |
慢性骨髄性白血病 |
特徴
白血病のがん細胞には、BCR遺伝子とABL遺伝子が融合したBCR-ABL遺伝子が存在する。この異常な遺伝子から作られるBCR-ABLチロシンキナーゼが、がん細胞の増殖シグナルの活性化を担っている。
セムブリックスは、BCR-ABLチロシンキナーゼのミリストイルポケットに結合し、BCR-ABLのリン酸化を阻害することで、下流のシグナル伝達を抑えることで、がん細胞の増殖抑制効果を示すと考えられている。
効能・効果
慢性骨髄性白血病
用法及び用量
通常、成人にはアシミニブとして1回80mgを1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
骨髄抑制、膵炎、QT間隔延長、感染症、血管塞栓性事象
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291077