概要
一般名 |
ペミガチニブ |
商品名 |
ペマジール |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
PEMIGATINIB |
商品名英語表記 |
Pemazyre |
種類 |
FGFR阻害剤 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌、FGFR1融合遺伝子陽性の骨髄性又はリンパ性腫瘍 |
特徴
FGFR(fibroblast growth factor receptor:線維芽細胞増殖因子受容体)は正常細胞にも発現している受容体で、リガンドが結合することで活性化し、細胞の増殖などに関与しています。
FGFR遺伝子に異常があると、リガンドに関係なく常にFGFRシグナルが活性化し、がん細胞の増殖につながります。
ペマジールは、FGFRの活性を選択的に阻害する低分子化合物であり、FGFRシグナルの活性化を抑えることで、がん細胞の増殖を抑制すると考えられています。
効能・効果
・がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌
・FGFR1融合遺伝子陽性の骨髄性又はリンパ性腫瘍
用法及び用量
〈がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌〉
通常、成人には、ペミガチニブとして1日1回13.5mgを14日間経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
〈FGFR1融合遺伝子陽性の骨髄性又はリンパ性腫瘍〉
通常、成人には、ペミガチニブとして1日1回13.5mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
網膜剥離、高リン血症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291072