概要
一般名 |
モメロチニブ |
商品名 |
オムジャラ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Momelotinib |
商品名英語表記 |
Omjjara |
種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
種類 |
ヤヌスキナーゼ(JAK)/アクチビンA受容体1型(ACVR1)阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
骨髄線維症 |
特徴
オムジャラは、ヤヌスキナーゼ(JAK)1/2およびアクチビンA受容体1型(ACVR1)に対する阻害活性を持つ低分子化合物。JAK1/2の下流のシグナル伝達を阻害することによって、腫瘍増殖を抑えると考えられている。またACVR1の下流のシグナル伝達を阻害することで、ヘプシジン産生を抑制し、循環血中の鉄濃度を増加させ、貧血を改善することも期待できる。
JAK阻害剤としてはジャカビ(一般名:ルキソリチニブ)が承認されているが、オムジャラは貧血の副作用が少なく、またジャカビに抵抗性となった後にも使用が可能である。
効能・効果
骨髄線維症
用法及び用量
通常、成人にはモメロチニブとして200mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
感染症、骨髄抑制、肝機能障害、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291083