概要
一般名 |
フチバチニブ |
商品名 |
リトゴビ |
治験薬コード |
TAS-120 |
一般名英語表記 |
Futibatinib |
商品名英語表記 |
LYTGOBI |
種類 |
受容体型チロシンキナーゼ阻害薬 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌 |
特徴
リトゴビは、選択的かつ不可逆的にFGFR(fibroblast growth factor receptor:線維芽細胞増殖因子受容体)1-4のATP結合部位に結合し、FGFRを介するシグナル伝達経路を阻害する経口のチロシンキナーゼ阻害剤です。
FGFR遺伝子異常を持つ腫瘍細胞の増殖を抑制し細胞死を誘導することで、抗腫瘍活性を示すと考えられています。
効能・効果
がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌
用法及び用量
通常、成人には、フチバチニブとして1日1回20mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
網膜剥離、高リン血症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/42910G1