概要
一般名 |
ピルトブルチニブ |
商品名 |
ジャイパーカ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Pirtobrutinib |
商品名英語表記 |
Jaypirca |
種類 |
分子標的薬 |
種類 |
BTK阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 |
特徴
ジャイパーカは、B細胞に発現するB細胞受容体の下流シグナル伝達分子であるブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)を阻害する低分子化合物である。
野生型BTKだけでなく、従来の共有結合型のBTK阻害剤に対して耐性となるC481変異型のBTKに対しても結合することができ、BTKのキナーゼ活性を可逆的に阻害することにより、B細胞性腫瘍の増殖を抑制すると考えられている。
効能・効果
他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫
用法及び用量
通常、成人にはピルトブルチニブとして200mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
感染症、出血、骨髄抑制
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291084