概要
一般名 |
ルキソリチニブ |
商品名 |
ジャカビ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Ruxolitinib |
商品名英語表記 |
JAKAVI |
種類 |
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種類 |
ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
骨髄線維症 |
特徴
多発性骨髄腫において、JAKシグナルの恒常的な活性化が知られているとともに、特にJAK1の関与が示唆される炎症性サイトカインの上昇が全身症状を引き起こしていると考えられている。
ジャカビは経口のJAK阻害剤であり、JAKファミリーのうちJAK1およびJAK2を選択的に阻害することで、細胞の増殖抑制とともに症状を改善する可能性が期待されている。
効能・効果
骨髄線維症
(がん以外の疾患薬として:真性多血症(既存治療が効果不十分又は不適当な場合に限る)、造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(ステロイド剤の投与で効果不十分な場合))
用法及び用量
(骨髄線維症の薬として使用する場合)
通常、成人には本剤を1日2回、12時間毎を目安に経口投与する。用量は、ルキソリチニブとして1回5mg〜25mgの範囲とし、患者の状態により適宜増減する。
重大な副作用
骨髄抑制、感染症、進行性多巣性白質脳症、出血、間質性肺疾患、肝機能障害、心不全
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291034