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株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。
概要
一般名 |
パルボシクリブ |
商品名 |
イブランス |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Palbociclib |
商品名英語表記 |
Ibrance |
種類 |
分子標的薬 |
種類 |
CDK4/6阻害薬 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
乳がん |
特徴
パルボシクリブは、CDK4/6に対して高い選択性を持つ阻害薬です。乳癌ではエストロゲンの作用でサイクリンDの発現が活性化されており、CDK4/6とサイクリンD複合体形成による腫瘍細胞の増殖が認められています。
そのため、CDK4/6の活性を阻害するパルボシクリブとエストロゲンの作用を抑制する内分泌療法薬との併用により、乳癌に対する抗腫瘍効果が示されています。
効能・効果
乳がん
用法及び用量
内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはパルボシクリブとして1日1回125mgを3週間連続して食後に経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
骨髄抑制、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291051M1021