概要
一般名 |
フルキンチニブ |
商品名 |
フリュザクラ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Fruquintinib |
商品名英語表記 |
FRUZAQLA |
種類 |
キナーゼ阻害剤 |
種類 |
VEGF受容体阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 |
特徴
がん細胞は、血管増殖因子を放出することによって異常な血管を作り、酸素や栄養を取り込む(=血管新生)。
フリュザクラは、血管増殖因子が結合する受容体VEGFR-1、VEGFR-2、VEGFR-3を選択的に阻害することにより、がん細胞の血管新生を妨げ、抗腫瘍効果を示すと考えられている。
効能・効果
化学療法歴のあるホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌
用法及び用量
通常、成人にはフルキンチニブとして1日1回5mgを3週間連日経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
高血圧、皮膚障害、出血、消化管穿孔、動脈血栓塞栓症、静脈血栓塞栓症、可逆性後白質脳症症候群、動脈解離
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291088