概要
一般名 |
エルラナタマブ |
商品名 |
エルレフィオ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Elranatamab |
商品名英語表記 |
ELREXFIO |
種類 |
モノクローナル抗体 |
種類 |
抗BCMA/CD3二重特異性抗体 |
投与経路 |
皮下注射 |
適応がん種 |
再発又は難治性の多発性骨髄腫 |
特徴
エルレフィオは、骨髄腫細胞のBCMAとT細胞のCD3の二つの標的を認識して結合する二重特異性抗体である。
骨髄腫細胞に対するT細胞の誘導と細胞傷害活性を誘発することで、骨髄腫細胞の細胞死を引き起こすと考えられている。
効能・効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫(標準的な治療が困難な場合に限る)
用法及び用量
通常、成人にはエルラナタマブ(遺伝子組換え)として、1日目に12mg、4日目に32mgを1回皮下投与する。8日目以降は1回76mgを1週間間隔で皮下投与する。なお、24週間以上投与し、奏効が認められている場合は、投与間隔を2週間間隔とすること。
重大な副作用
サイトカイン放出症候群、神経学的事象、感染症、血球減少、低γグロブリン血症、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291470