概要
一般名 |
ダリナパルシン |
商品名 |
ダルビアス |
治験薬コード |
SP-02 |
一般名英語表記 |
Darinaparsin |
商品名英語表記 |
DARVIAS |
種類 |
有機ヒ素製剤 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫 |
特徴
ダルビアスは、有機ヒ素化合物であり、主にミトコンドリアを標的とする薬剤です。
がん細胞におけるエネルギー供給を担うミトコンドリア機能の障害や、活性酸素の産生増加、更に細胞内シグナル伝達系への作用があると推定されており、細胞周期の停止及びアポトーシスを誘導することで抗腫瘍効果を示すと考えられています。
効能・効果
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫
用法及び用量
通常、成人にはダリナパルシンとして 1 日 1 回300mg/m2 (体表面積)を 1 時間かけて 5 日間点滴静注した後、16日間休薬 する。この21日間を 1 サイクルとして投与を繰り返す。なお、 患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
骨髄抑制、感染症、精神障害、中枢神経障害、QT感覚延長
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291462