概要
一般名 |
カボザンチニブ |
商品名 |
カボメティクス |
治験薬コード |
XL184,BMS-907351 |
一般名英語表記 |
Cabozantinib |
商品名英語表記 |
CABOMETYX |
種類 |
キナーゼ阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌 |
特徴
カボメティクスは、がん細胞の増殖・浸潤・転移に関わる複数の受容体型チロシンキナーゼ(VEGF・MET・AXL)を阻害する分子標的薬です。主に血管新生に関わるVEGF、細胞増殖に関わるMET、さらには薬剤耐性への関与も知られているAXL分子のシグナル伝達を遮断することによって、がんの増殖を抑制しています。
効能・効果
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌
用法及び用量
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌:
通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ニボルマブ(遺伝子組換え)と併用する場合は、通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回40mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌:
通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌:
通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
消化管穿孔・瘻孔、出血、血栓塞栓症、高血圧、可逆性後白質脳症症候群
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291064