概要
| 一般名 |
ベランタマブ マホドチン |
| 商品名 |
ブーレンレップ |
| 治験薬コード |
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| 一般名英語表記 |
Belantamab mafodotin |
| 商品名英語表記 |
Blenrep |
| 種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
| 種類 |
抗体薬物複合体 |
| 投与経路 |
点滴静注 |
| 適応がん種 |
再発又は難治性の多発性骨髄腫 |
特徴
ブーレンレップは、骨髄腫のがん細胞の表面に過剰に発現しているB細胞成熟抗原(BCMA)を標的とした抗体に、微小管阻害剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)である。BCMAを介して細胞内に取り込まれ、抗体部分から遊離した微小管阻害剤が、がん細胞のアポトーシスを誘導することで、がん細胞の増殖を抑制すると考えられている。
効能・効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫
用法及び用量
ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用投与:
通常、成人にはベランタマブ マホドチン(遺伝子組換え)として、2.5mg/kgを30分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ポマリドミド及びデキサメタゾン併用投与:
通常、成人にはベランタマブ マホドチン(遺伝子組換え)として、初回は2.5mg/kg、2回目は1.9mg/kgを30分以上かけて4週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
眼障害、血球減少、感染症、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/42914G5