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株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。
概要
一般名 |
アベルマブ |
商品名 |
バベンチオ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Avelumab |
商品名英語表記 |
Bavencio |
種類 |
免疫チェックポイント阻害薬 |
種類 |
抗PD-1抗体 |
投与経路 |
注射 |
適応がん種 |
メルケル細胞癌 |
特徴
アベルマブは抗PD-L1抗体という免疫チェックポイント阻害薬の一種であり、免疫系に作用するタイプの薬剤です。近年、がん細胞が免疫系の攻撃から逃れるための様々なメカニズムを有していることがわかってきました。
その1つに、免疫細胞ががん細胞を攻撃する際にブレーキをかける機能が明らかになり、PD-1・PD-L1伝達経路といわれます。がん細胞上のPD-L1というタンパク質と免疫細胞上のPD-1というタンパク質が結合することにより、免疫細胞が攻撃を抑えてしまいます。この作用を免疫チェックポイントといい、それを阻害する薬剤が免疫チェックポイント阻害薬といいます。
日本では根治切除不能なメルケル細胞癌の承認を取得しています。
効能・効果
メルケル細胞癌
用法及び用量
通常、成人にはアベルマブ(遺伝子組換え)として、1回10mg/kg(体重)を2週間間隔で1時間以上かけて点滴静注する。
重大な副作用
間質性肺疾患、膵炎、大腸炎、甲状腺機能障害、副腎機能障害、1型糖尿病、心筋炎、神経障害、腎障害、筋炎、横紋筋融解症、infusion reaction
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291438A1022