概要
一般名 |
レポトレクチニブ |
商品名 |
オータイロ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Repotrectinib |
商品名英語表記 |
Augtyro |
種類 |
分子標的薬 |
種類 |
ROS1阻害剤 |
投与経路 |
経口 |
適応がん種 |
ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 |
特徴
オータイロは、ROS1融合遺伝子によってコードされるタンパク質であるROS1受容体チロシンキナーゼに対して阻害活性を持つチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)。ROS1受容体チロシンキナーゼを介した細胞増殖に関わるシグナル伝達を阻害することで抗腫瘍効果を示す。
またオータイロは、ROS1だけでなく、TRKやALK等の融合遺伝子からできるチロシンキナーゼに対しても、阻害活性を示すことが分かっている。
効能・効果
ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
用法及び用量
通常、成人にはレポトレクチニブとして1回160mgを1日1回14日間経口投与する。その後、1回160mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
中枢神経系障害、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291086