低マグネシウム血症


  • [公開日]2018.02.21
  • [最終更新日]2018.02.21

低マグネシウム血症とは血清マグネシウム濃度が1.4mEq/L(0.70mmol/L)を下回る状態を示します。原因には利尿薬などの薬物による排泄増加大量の飲酒、長期間の下痢、利尿薬などの薬物による排泄増加や、マグネシウムの摂取および吸収不足や,高カルシウム血症があげられます。
低マグネシウム血症の症状には、吐き気、嘔吐、眠気、脱力、性格の変化、筋肉のけいれん、振戦、食欲減退などがあります。重度の低マグネシウム血症では、けいれん発作が起こることがあり、特に小児でよくみられます。
治療としてはマグネシウムを経口で投与します。また、アルコール依存症の患者にはもれなくマグネシウムを投与します。マグネシウム濃度が非常に低く、重度の症状が起きている場合や、口からマグネシウムを摂取できない場合は、筋肉または静脈内に注射で投与します。”

 
作成:株式会社インテリム
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